Posted on 2022/08/30
##愛媛県総合防災訓練#災害用テント

令和4年度愛媛県総合防災訓練の実施

            

愛媛県総合防災訓練に参加しました

8/27 大雨と地震による複合災害が発生したことを想定し、県庁・内子町・メイン会場・サブ会場に於いて、国・県・市・町・民間参加87機関・近県の高知県・広島県とも連携して、愛媛県総合防災訓練を実施しました。 昨年はコロナで実施できませんでしたが、今年は第7波を考慮し、縮小して実施されました。 当日は猛暑にもかかわらず、参加機関の協力により、連携を図りながら滞りなく実施することが出来ました。 有事はあってほしくありませんが、これだけ日本列島で過去にないほど様々な災害が毎年発生している状況下では、いつ、どこで、どんな災害が起こるか分かりません。 どんな災害が起きても、迅速な対応・効果的な連携を取るには、まずは訓練。少しでも減災に繋げたい、という思いで真剣に臨みました。 当社では、限られた時間の中、トリアージ後の県警検視用として使用するテントに風対策を施し、設営を行いました。 また、今年は本部用テント近くで、ヘリのホバリング救助もあり、風圧対策も加えました。 来る災害に備え、当社の役割を如何に迅速に行うか、訓練の度に課題が見つかります。

訓練実施で感じたこと

県警の方々が土砂に埋まった方を救出する訓練では、何人もの方が救助者(模擬人)に対して、声を掛け続けながら土砂を掘り返し、身体が見え始めると直ぐに意識確認・蘇生対応をしながらも、他の部位も掘り出すという一連の行為には、一切の無駄がなく、正に日頃の訓練の賜物だと感じました。 本番さながらの救出劇に、息をのむばかりでした。それと同時に、有事では想定を超えた規模であろうと想像し、我々にどれだけのことができるだろうか、と感じていました。 改めて訓練の大切さと、シミュレーションを重ね、的確に実行する力が必要だと、心を新たにしました。

備蓄食料について

余談ですが、先日会社で備蓄している災害物資(食料品)の消費期限が近づいてきたので、社員に渡してご家族と試食してもらいました。 食も大事なので、栄養価が高く美味しく食べられる物を厳選して備蓄しています。災害が起これば心身共にキツイ毎日を送ることになるでしょう。その中でも食事がホッとできる時間になれば、と思います。 また、社員には何からでも災害に対して意識を持ってもらい、有事の際はパニックを起こすことなく、家族の為、加えて愛媛レンタルテント協同組合の組合員としての大事な役割を忘れない社員になってほしいと願っています。