「防災士資格」を持っているダードリー社の目指す未来像
弊社、株式会社ダードリーでは、社長自らが「防災士資格」を取得しております。
毎年、県の防災訓練に参加する中で、単純に参加するだけではなく、もっと深く防災について学んで、少しでも多くの貢献がしたい、という思いが強くなっていきました。
そこで、愛媛県知事肝いりの「防災士の養成を推進しよう」という取り組みに、まずは自らが受講し、取得したという経緯です。
資格取得までの道のり
防災士の資格は、基本的に筆記テストのみで、比較的分厚い本(防災士になるための基本が書かれた書籍)を頂いて、それを読み込むことから始めます。
そして、防災士研修講座を受講し、2日ほどかけて、資格取得試験が実施されるという 流れでした。
いただいた本をもとに、レポートを書くのですが、かなりの枚数を書いて提出した ことを覚えています。
また、受講内容でポイントとして勉強していたこと以外から 数多く出題されており、想像していたよりも難しかったと記憶しています。
余談ですが、その試験には、小学生と思われる子供さんが受けていて、スラスラと 解いているのを横目に見て、内心驚いていました。
その後、無事に防災士資格を取得できた頃、あの子供さんが「県内最年少の防災士」 として、マスコミに取り上げており、2度びっくりしました。
強い志があれば、年齢など関係ないな、と改めて思いました。
防災士の資格をとったら、何が出来るかという説明
防災士の資格を取得してみて、よく分かったのですが、防災士の資格を取得しただけでは、ただの自己満足に過ぎず、何ができるのかと言ったら・・・何もできません。
ですが、防災士の資格をとったあとは、防災に対する意識がまるで変わり、次のような事が理解できるようになりました。
自助 : 自分・家族 (非常食・持ち出し・事前避難所確認)
共助 : 周りの方へ配慮をする為のBCP作成・備蓄品整備・社員の避難所確保と簡易トイレの設置
有事に備えた普段からのLINE活用
公助 : 地域で自分ができることを見つけて、何でもいいからとにかくアクションを起こす。
私事ですが、日本防災士会にもいち早く加入し、愛媛県支部の会をはじめ、スキルアップのため、多くの講習会に参加し、県内外の第一線で活動されている方々とともに、行政・大学と連携しながら日々学んでいます。
そして、防災・減災としてきちんと機能するよう地域に持ち帰り、一歩一歩、歩みを進めています。
資格を持っているダードリー社のめざす未来像
実は、まだ形となっておりませんが、地元に貢献できる商品を創り出したいと思い、産官学で協力しながら、現在進行形で勉強と連携を進めております。
一人ひとりの力は小さくても、思いを強く持った者同士が集まれば、必ず形にできると信じ、頑張っています。